今住んでいるマンションには入居時から備え付けだった家電がいくつかあって、あちこち不満があるのだが貧乏性なので我慢しながらついつい使い続けてしまっている。例えば洗濯機は注水前にぐるぐると回って洗濯物量を測り適量の水で洗うというのだが、私にはその量が分からないので投入する洗剤や柔軟剤の量が適当なことこの上ない。測った結果をなぜ教えない?と思うし、食洗機はどんな食器を対象にしたものか、我が家の食器がどうも上手く収まらない。
ガス式のオーブンは火力も申し分ないし電子レンジとの同時調理ができたりして料理をする分には楽しく使えるのだが問題は後片付けだ。スペアリブを焼いた後のすのこは洗いやすくするために少し水につけておきたい。一緒に洗う天板に水を張ってすのこをひっくり返してつけ置きするのが一番理に適っていると思うのだが、すのこの面積を広げることを重視したのかすっぽり入らない。やれやれ。
そんなうちの家電たちもそろそろガタが出始め買い替え時を迎えつつある。最近はソーシャルメディアでのつぶやきを集めて解析したり、不満サイトに集まった声を買い取ったりと製品開発に消費者の意見を反映させる動きが盛んになっているので今度こそ意に沿うものを、と期待が高まる。
元々IT業界で使われていた Dogfooding も他の業界にじわりと浸透し始めているらしい。製品をまず自社に導入したり社員が使ったりすることだ。何故ドッグフード?と思ったらペットフード・メーカーの役員が自社製品を自分の犬に与えるばかりか自ら試食までしていたことに由来するのだとか。そういえばいつか読んだ記事でキャットフードの味はだれが決めるのかと聞かれた担当者の答え、冗談かと思ったがそうではなかったということか。曰く「限りなく猫に近い味覚の社員が……。」
(「毎日フォーラム 日本の選択」2015年12月号掲載)
Unknown
一番最後に「h」が付いているよ!
味覚
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
ドッグフードの試食、時々テレビで観ることがあります。
日曜の朝9時半からテレ朝でやっている「ペットの王国 ワンだランド」とかいう番組内で、毎週ではないですが時々、関根勤さんが食べて感想を言ったりしてます。
毒ではないでしょうが、人間とは味覚も違うであろうペットの食べ物を食べるのって、ある意味勇気あるなあ、って思いながら観てます。
「猫に近い味覚の社員」さんは、いつどうやってそのことを知ったのでしょうね。なんか想像すると面白いです。
味覚
でんでんさん、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
(ホームページ、お引越しされた(る?)んですね)
そういえば関根勤さんも大型犬を飼っていらっしゃるんでしたっけね。ドッグフードを試食されてるのは知りませんでした!
Unknown
関根さん、今朝のワンだランドでも試食してました。
なんか犬用のおせんべいとかそういうものでした。
人間用のように塩味がついてなくて、全体的に薄味らしいですが、それでもおいしいみたいなことを言ってました。
うちのHPは生徒さんが作ってくださっているんですが(原稿や写真は私のオリジナル)、彼のお母様の持っていらっしゃるスペースだったらしく、それを解約するからということで昨年別のところに引っ越し(てもらい)ました。
引越しを機にまたいろいろアップしよう!と思っていたのですが、忙しくて結局ほとんどいじらないまま今日に至っています。とほほです。
ペットフード
私もいろいろなことが後手後手です…とほほ。
動物的にはドッグフードよりキャットフードの方がおいしいらしくて、わんにゃん同居のおうちではわんがにゃんのを盗み食いする傾向が強いのですって。
理由はキャットフードには若干の塩分があるから。尿道の細い猫の結石や腎臓病を予防するため、にお水を飲ませる必要があるからだそうです。